動物園で人気者のカバ、近年は動物園も工夫されて、動いている様子や水の中での様子が観察できる様になって来ました。

以前は、動物園で動かない動物として知られていたと思います。

同じように中々動かないサイと簡単に比較してみます。

カバ フン 撒き散らす

カバ

四肢の指の爪が蹄で、指数が4本の哺乳類

アフリカ「サハラ砂漠以南」に生息

体長;3.5~4.0メートル

体重;2.0t~3.5t

分厚い脂肪と、真皮・上皮で覆われているが、表皮は薄く「毛細管現象」で体の水分が放出されるため、水辺で生活を営む。

雑食性の草食動物であり、体調が悪い時等、動物の肉を食べる事もある。

身体能力

水中での生活に適していて、「鼻・目・耳」だけを水面から出して周囲を覗う事が出来る

鼻孔を自由に開閉し、水中に5分程度潜っていられる。

泳ぐと言うより、水底を歩く様に時速8㎞程度の速度で移動する。

陸上では意外に早く、短距離ながら時速40㎞程度で走る事が出来る。

サイに比べて俊敏に動くことが出来、走りながら急な方向変換にも対応する。

カバには汗腺が無く、皮膚から分泌される赤い粘液で皮膚を乾燥から守っている

生活環境

河川・湖・沼地に生息し、1日の大半を水中で生活している。

夕方から夜間にかけて陸上で採食する。

縄張りを形成し、数十頭の群れで生活を営む。

性質は荒いと言われ、縄張りの中に入ってきた他の動物を激しく襲い、人間でも例外ではない

自分の縄張りは、糞を飛ばして示す習性がある。

一夫多妻制で、特に決まった繁殖期はない。

乾季(2~8月)に繁殖活動がみられ、雨期(10~4月)に出産する。

寿命は45年~55年程度で、絶滅危惧種に指定されている。

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サイ

四肢の指の爪が蹄で、指数が3本の哺乳類。現生5種類と言われている

シロサイ・クロサイ・・・アフリカ大陸(東部・南部)

インドサイ・・・インド北部から、ネパール南部

ジャワサイ・スマトラサイ・・・マレーシアとインドネシアの一部

に生息している。

体長;3.5~4.0メートル(種によって若干の差はあります)

体重;2.5t(種によって若干の差はあります)

皮膚が非常に分厚く硬質で、コラーゲンが格子構造を成す

あらゆる動物の中で最硬と言われ、肉食動物の牙や爪を容易には、通さない。

最大の特徴は、1本ないし2本の頭部の角である。

種によってそれぞれ特徴がある。

角は骨は無く、「繊維質の集合体」である

樹皮の様な硬い物をも食べる草食動物で、嗜好は種によって若干違い、その嗜好により口の形などに違いがみられる。

身体能力

サイも大きな体に似合わず、時速50㎞以上の速度で走る事が出来る

但し、俊敏性はカバに劣る。

角は、縄張り争いや肉食獣に抵抗するときに使われる。

生活環境

原や森林、熱帯雨林、湿地帯で生息し、夜行性あるいは薄明薄暮性である

基本的には単独で(母親とその幼獣を除く)生活するが、数頭の群れを形成する場合もある。

縄張りを持つが、カバ程厳密であり、重なったり大きさが変化したりと食事事情や繁殖のために変動する。

昼間は、木陰でじっとしている事が多く、体温調節や虫よけの為に、水浴び泥浴びを行う。

夕方に採食を行う。

繫殖は夏秋をピークに周年見られるため決まった繁殖期は無いとされている。

寿命は、25~40年とされている。(飼育下環境では、10年長く生きる)

国際保護動物に指定されている。種によれば、絶滅危惧種、準絶滅危惧種に指定されている

まとめ

同じような動物ですが、違う点が幾つか見られました。

同じように見られがちなのは、印象面だけのようですね。

角等の見た目、群れか単独生活か、その生息地、性質、縄張りに対する対応の仕方も違うようです。

カバもサイも、皮膚が固いため肉食獣に襲われにくいのに、絶滅危惧種に指定される程に数が減って来たのは、生息地の破壊や角や牙を求めた乱獲によるもので、人間の被害を受けている点では同じかも知れませんね。

現在でも、他の種に対して保護や駆除を繰り返し個体管理計画が実施されていますが、元は、人間がその生息域に入っていった事が始まりだと思います。

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