カバの外見から「温和で動きの鈍い草食動物」という印象を持たれる方も多いかと思います。

ところが野生のカバは、時速40キロで走る縄張り意識の強い獰猛な動物なのです

自分の縄張りに侵入したものは、カバだけでなく、肉食猛獣や人までも威嚇し襲ってきます。

オス同士の縄張り争いでは、命を落としたり、瀕死の重傷を負う事も少なくない様です。

また、先代のボスの子供の命まで奪うことも確認されています。

カバの口がとても大きいのは、どうやらその辺りにヒントが隠されているようです。

カバとクジラは姉妹

カバが鯨の祖先とかではなく、近年のDNA等の研究でクジラ類とカバ類が姉妹群であることが確認されたそうです。

要するに、カバとクジラの初期に共通の祖先が存在していたと言う事らしいです

クジラの口も、相当デカいです。

海と陸に別れていますけど、なんとなく似ているように見えてきました。

カバの口

牙の長さ・・・50~75センチ

奥歯・・・40本

嚙む力・・・1トン以上

口を開いたときの角度・・・150度

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大きい理由

カバが、大きく口を開けるのはいつなのでしょうか?

1、縄張りに侵入してきた者が居る時

2、メスに相対するとき

3、歯を磨いてもらうとき(これは関係ないか・・・)

1の場合は、威嚇、喧嘩の時ですね。

カバは持久力がありませんので、口の大きさで威嚇仕合い、小さい方があきらめてくれたら、暴れなくてもいいですものね。

しかし、ちょくちょく喧嘩になります。

だからオスのカバは傷だらけなのです

相手が、カバでなければ、群れを、家族を守るために闘わなければなりません。(まぁ縄張り争いも、群れや家族を守るためですけどね)

その武器として、大きな口で恐怖を与え、牙で刺し戦います。

2の場合は、メスの前で大きく口を開け「俺は強い、あなたを守る事が出来る」とでも言っているのでしょうか。求愛行動と考えられています。

以上2点の「カバの習性」が原因で、口が大きく進化してきたと言えると思います。

カバの祖先がクジラであれば、大きいまま残ったとも言えるかもしれません。

まとめ

カバの口は、大きく進化したのか、進化の過程で大きいまま残ったのかは別として大きい理由は、縄張り意識が強く獰猛な習性から、相手を威嚇し追い払う目的と、メスと交尾を果たす目的が有るのだと考えます。

決して、歯を磨いてもらう為に大きい訳ではありません。

人間の世界では、男だから辛いと言う事はめっきり無くなってきましたが、カバのオスは、まだまだ辛い!

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