カバの背中に鳥がとまり突いている映像や画像を見たことあると思いますが、カバと鳥は共生しているのでしょうか。
カバと共生している鳥はどんな鳥なのか気になったので、調べてみました。
カバと鳥が共生している?
アカハシウシツツキと呼ばれる鳥は、カバなどの大型哺乳類と共生関係にあり、アカハシウシツツキの好物は、大動物の皮膚に着いたダニとダニが吸った血液で、動物達の皮膚に着く寄生虫を取り除いてくれます。
カバの体の寄生虫もキレイに掃除してくれます。
アカハシウシツツキとはどんな鳥?
アカハシウシツツキは、スズメ目ウシツツキ科で東アフリカから南部アフリカに分布していて、全長22cmくらいの大きさで灰褐色で腹部は淡くなり白い色の体をしています。
目は赤く周りを黄色い皮膚が囲み、クチバシは赤い色をした鳥です。
ウシツツキの仲間は鳥の中では変わった食性をしていて、大きな指を持つ足は哺乳類の頑丈な皮膚にぶら下がることもできて、大型の草食獣に共生して寄ってくる虫やダニを食べます。
まれに傷口のかさぶたや肉などを食べる悪さもします。
小さな群れで大型哺乳類と一緒に移動します。
名前にウシツツキとつきますが、キツツキに近い種類ではなくコウライウグイスに近い種類です。
コウライウグイスとは?
コウライウグイスは、スズメ目コウライウグイス科に分類される鳥です。
ロシア・ラオス・ミャンマー・ベトナム・インド・インドネシア・カンボジア・シンガポール・韓国・中国・台湾・北朝鮮・バングラデシュ・フィリピン・日本では日本海側に渡りの途中にまれに旅鳥例があるそうです。
平地から山地にかけての森林に生息していて、さまざまな鳴き声をあげます。
全長およそ26cmくらいでクチバシの根元から目を通る筋模様があります。
筋模様は黒くて、左右の筋模様が後頭部で繋がります。
雄は全身が黄色い羽毛で覆われていて、雌は緑色っぽい黄色の羽毛で覆われています。
コウライウグイスの食性は雑食で、昆虫類・節足動物・果実などを食べます。
コウライウグイス科に分類される鳥は他に、ニシコウライウグイス・ミナミコウライウグイス・スグロコウライウグイスなどがいます。
まとめ
カバと鳥はお互いに助け合っている形で共生しているんだなと思いました。
鳥はキリンやワニなど口腔内の寄生虫や汚れを取ってあげたりもするそうです。