カバは外見からおっとりとしていて草食動物のイメージを持たれることが多いですが、カバは肉も食べることがあるそうです。
意外だと思いますよね。
肉も食べるということは、カバは草食なのか肉食なのかどちらなのでしょう。
カバは草食なの?それとも肉食なの?
カバは基本草食ですが、肉も食べるようでオオカモシカ・シマウマ・インパラ・ヌー・バッファローさらには、カバなどを食べているところを目撃されているそうです。
ですが、カバの消化器は肉を食べるのに適しておらず、カバの食性の中心は草食で、ほとんど肉食に依存していないので分類上は草食動物です。
野生の草食動物は、十分な植物を食べていても何かしらの栄養素が足りない時には、動物性の餌から足りない分の栄養素を補おうとするそうです。
例えば、ゴリラやオラウータンなども草食動物ですが、時々蟻などの昆虫を食べて足りない栄養素を補っていますが、カバも同じようなことをしていると考えられるのではないでしょうか。
草食動物とは?
草食動物とは、植物を主な食物とする性質で草食性を示す動物のことです。
植物食動物とも言われます。
草食動物の生態的特徴の武装は、食物を捕獲するための装置ではなくて、防御・性闘争用です。
牛や鹿などの角は相手を捕獲したりするものではなく、撤退させることに主眼をおいています。
草食動物の感覚器官は警報用で、鋭敏ですが正確さは重視されていないことが多いようです。
運動器官は逃走のみに特化しています。
草食動物にはゾウ・ウマ・カバ・ウサギ・ビーバー・シカ・キリン・ヤギ・ヒツジ・ゴリラ・オラウータンなどがいます。
肉食動物とは?
肉食動物とは、動物の体に起源する食物を主に摂取する動物のことです。
類義語に捕食者があります。
肉食動物の生態的特徴の武装は、狼や虎などの牙や爪などは防御にも使いますが、捕食とための器官として発達していることが多いです。
肉食動物が苦労するのは餌の入手で、相手が動物の場合は逃走・退避・防御といった行動を取られるので、肉食動物はそれらの行動を越える探索能力・捕獲能力を発達させなければいけません。
肉食動物にはライオン・トラ・チーター・ハイエナ・ヒョウ・ワニ・オオカミなどがいます。
まとめ
草食動物だと思っていたカバが肉食もするのは、イメージが変わったのではないでしょうか。
でも、あれだけの巨体を維持するのは植物からだけの栄養素だけでは足りないような気はしますよね。