野生のカバは草などを中心に食べていますが、動物園で飼育されているカバは、どんなエサを食べているのでしょうか。
動物園のカバが食べているエサについて
動物園のカバは何をエサにしているのでしょうか?
野生のカバと同じようなものを食べているのでしょうか?
カバについて
カバの生息地はアフリカで、現在はアフリカのみにカバが住んでいると言われています。
カバの寿命は、野生では45年、飼育下では50年の寿命だと言われており、最長で58年の長寿を迎えたカバが石川動物園にいたことが有名です。
カバの体長は2~3m、体重は2~3tとすごく重たいです。
肺に空気をため込むことが出来るのと、体の脂肪で、水中でも浮くことが出来ると言われており、潜水も8分ほど長い時間行うことが出来ると言われています。
オスのカバは縄張り意識が強く、縄張りを示すために、フンをまき散らす習性を持っています。
動物園ではどんなエサを食べるの?
カバの性格は、すごく凶暴で、縄張りに入ってくるものには容赦なく攻撃をすると言われています。
凶暴な性格をしていますが、肉食ではなく草食動物で、草などを食べます。
動物園では乾燥した草をはじめ、ニンジンや青草、おからやリンゴなども食べます。
葉っぱや草だけではなく、野菜や果物も食べています。
カバは1日に約40kgの量のエサを食べると言われていますが、動物園でも平均でそのくらいの量のエサを食べると言われています。
まとめ
カバは草食動物で、肉を食べることはありません。
栄養失調や病気になった時には稀に肉を食べることがあるとも言われていますが、カバの胃は肉を消化することが出来ないので、基本的には肉は食べません。
野生のカバは主に草を食べていますが、動物園でのエサには、草類の他に野菜類や果物も出しています。
カバは1日に40kgものエサを食べているのですが、大きな動物が食べる量としては、少ない方なんだとか。
エサを食べるのは、野生のカバ同様、夜に捕食することが多いと言われています。