カバは汗をかくとき、赤い汗をかくと言われています。
カバの汗が赤いのはどうしてなのでしょうか?
カバの汗が赤いのはどうして?
カバが赤い汗をかくのはどうしてなのでしょうか?
その生態について調べてみました。
カバの生態について
カバは水陸両用の大型動物です。
鋭い牙をもつことから肉食にも見られますが、草食動物なのです。
鋭い牙は、敵を威嚇するためのものだと言われています。
温厚に見られるカバではありますが、野生のカバはとても凶暴で縄張り意識が高いと言われています。
縄張りに入ったものは、ワニやライオンに限らず、カバでも容赦なく攻撃します。
そのことから「動物界最強」とも言われるようになったのです。
カバの汗は赤い!その理由は?
カバは赤い汗をかくとよく言われていますが、どうしてなのでしょうか?
カバがかく汗は、赤い汗をかくことから、血の汗と言われています。
何か怪我をしているのではないかとも思われがちですが、この汗は普通のようです。
カバには汗腺がありません。
そのため、ピンクの粘液を出すと言われています。
ピンクの粘液にはそれぞれに役割があるようです。
カバが出すピンクの粘液
カバが出すピンクの汗は、体を保護するための油で、ローションのようなものだと言われています。
カバには毛が生えていないので、紫外線や乾燥にとても弱いのです。
紫外線や乾燥を防ぐために、赤い汗をかくと言われています。
赤い汗には、細菌の感染を防ぐ効果もあるのです。
赤い汗を出すのは、カバならではの特徴だと思われがちですが、カンガルーなんかも赤い汗を流すんですよ。
まとめ
温厚そうに見えても実は凶暴な性格をしているカバ。
カバの汗が赤いのは、怪我をしているからではなく、色素の色だと言われています。
カンガルーなんかもカバのような汗を流すと言われています。
カバには毛がないので、代わりに赤い汗を流すことによって、紫外線からお肌を守ったり、感染予防の役割を果たしています。
皮膚を守るローションとしての役割も持っているようです。